農産物輸出チャレンジセミナーでは、講師が輸出の具体的な手順について話した=佐賀市の佐賀総合庁舎

 農産物の輸出に取り組みたい生産者を対象にした「輸出チャレンジセミナー」が、佐賀市で開かれた。米麦やイチゴ、タマネギなどの農家ら10人が集まり、アジア圏での農産物輸出の動向や、輸出に向けて準備すべきことなどを学んだ。

 九州の農産物の輸出を手がけている貿易商社・シングローバル(鹿児島市)の川原新一郎代表が講師を務め、アジア圏でニーズがある農産物や輸送方法、現地との連絡など輸出実務の具体的な課題を分かりやすく説明。新型コロナウイルスの影響についても触れた。講義後は、個別相談も行った。

 このほか、九州農政局佐賀県拠点の担当者が農林水産物の輸出に際し、国が行っている支援制度について説明した。

 人口減少で農産物の国内の需要は縮小が見込まれるため、生産者に新たな収益の柱として海外への展開も考えてほしいと、日本政策金融公庫佐賀支店が初めて開いた。担当者は「予定を上回る申し込みがあり、農業者の輸出に対する関心の高まりを強く感じた」と話した。

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