旅館内の感染症対策を調査する九州運輸局の職員と荒川信康社長(左から2人目)=藤津郡太良町の旅館「蟹御殿」

 国土交通省九州運輸局は20日、国の観光支援事業「Go To トラベル」に参加している県内の宿泊施設に対し、新型コロナウイルスの感染防止対策が十分に実施されているかを調査した。事業への参加要件となる施設の消毒や換気、検温の実施状況などを、抜き打ちでチェックした。

 全国で各運輸局が実施しており、県内では登録している115の宿泊事業者(18日時点)の一部を調査した。このうち、藤津郡太良町の旅館「蟹御殿」では九州運輸局の2人が飲食スペースや客室、フロントなどを回り、換気の状況や浴場での人数制限の有無、各場所で十分な間隔が取れているかなどを調べた。

 調査を終えた担当者は「(密集を防ぐため)チェックインの際に、直接客室に通している点は特に意味があると感じた。安心して旅行できる環境が早くできれば」と話した。

 施設の対策が不十分だった場合は助言や指導を行う。調査結果は後日、観光庁のホームページで公表する。(岩本大志)

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