同和問題を説明したパネルに見入る来場者=県庁

 8月を「同和問題啓発強調月間」と定めている佐賀県は、啓発パネル展を佐賀市の県庁新館1階の県民ホールで開いている。部落差別に関して、差別につながる行動や差別をなくすための取り組みなどを分かりやすく紹介したパネル17枚が並んでいる。21日まで。

 パネルでは、就職や結婚の際に同和地区出身かどうかなどを調べる身元調査が重大な人権侵害につながると紹介したり、差別をなくすためには一人一人が自らの問題として取り組む必要があると訴えたりしている。このほか、LGBTなど性的少数者の人権について説明するパネルも展示されている。

 会場に訪れた佐賀市の30代男性は「(同和問題への)認知を広げなければならないが、難しい。展示を見て問題に対する考え方を学びたい」と話した。

 毎年、強調月間に合わせて県内各地で講演会などが開かれている。(森田夏穂)

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