国道を自転車で逆走していた男児を保護し、署長感謝状を受けた杉光寿博(左)さん、奈里子さん夫婦=小城署

 小城署(野口裕明署長)は18日、国道を自転車で逆走していた男児(4)を保護したとして、武雄市朝日町甘久、いずれも理学療法士の杉光寿博さん(31)、奈里子さん(30)夫婦に署長感謝状を贈った。

 杉光さん夫婦は7月16日午後7時45分ごろ、武雄市内の自宅に帰宅中、小城市牛津町の国道34号で、前方から自転車に乗った男児が逆走してくるのを目撃した。「後続の車も慌ててよけている様子で、すぐにでも事故に遭うと思った」と寿博さん。転回して先回りし、交差点で待ち構えた。男児は車から降りた奈里子さんの制止を振り切ったというが、寿博さんが無事保護して110番した。

 野口署長は「ご夫婦のとっさの判断、とっさの行動がなければ、重大事故につながっていた」と感謝した。当時、夫婦は長女の花奈ちゃん(5)、次女の季歩ちゃん(2)と一緒に、佐賀市で子ども用の自転車を買って帰る途中だったといい、「(男児は)長女と同じ年代で、けがひとつなく無事でよかった。家族にとっても教訓になった」と振り返った。(松岡蒼大)

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