工事の安全を祈願した「唐津・鎮西ウィンドファーム」の起工式=唐津市屋形石

 九州電力の子会社「九電みらいエナジー」(本社・福岡市)は19日、唐津市湊町や鎮西町に建設する陸上風力発電所「唐津・鎮西ウィンドファーム」の起工式を同市屋形石の8号風車建設予定地で開いた。行政や工事関係者ら約20人が参加し、工事の安全を願った。

 同社初の単独開発となる発電所は、1基当たり出力3400キロワットの風力発電施設(高さ133・5メートル)を8基設置する。合計出力は2万7200キロワットで、1年間に一般家庭約1万8千世帯分の年間消費に相当する電力を起こす。今月末に着工し、2021年10月の運転開始を目指している。総工費は約80億円。

 運用開始後、農山漁村再生可能エネルギー法に基づき、売り上げの一部を基金として地元に還元する。起工式後、同社の水町豊社長は「関連の雇用も生まれ、地域経済に貢献できる。8基あると目立つので、地域のシンボルになれば」と話した。(中村健人)

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