合宿の中止を受けて献血に取り組む佐賀工高ラグビー部の生徒たち=佐賀市の県赤十字血液センター

 佐賀市の佐賀工高ラグビー部が、献血に取り組んでいる。8月に予定していた合宿が新型コロナの影響で中止になり、この期間に自分たちができることとして連日、佐賀市の県赤十字血液センターで献血に協力している。

 同校ラグビー部では例年、8月中旬に長野・菅平で強化合宿を行っているが、今年はコロナ禍の影響で中止に。そのため、主将の内川朝陽さんが「有り余っているエネルギーを何か役立てられないか」と顧問に相談し、献血が決まった。

 部員約50人が17~20日に、1日数人ずつ献血を実施。初日は2、3年の部員やコーチ15人が参加した。

 内川さんは「個人では行きづらいイメージを持っていたが、今後は個人的にも協力したい」と話し、2年の永池海音(あおと)さんは「合宿中止はショックだったけど、地域に貢献できる活動ができてよかった」と述べた。

 県赤十字血液センターによると、人が集まるイベントの中止や企業のテレワーク拡大などで集団献血の中止が相次ぎ、血液が不足している。同センター献血推進課長の一ノ瀬知早子さんは「10~30代の献血が年々減少傾向にあり、このような活動は本当にありがたい」と話した。(井手一希)

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