三養基郡みやき町東尾地区の井戸から昨年9月、環境基準値を超える化学物質が検出されたことに関し、佐賀県は18日、周辺の別の井戸4本も基準値を超えていたと発表した。このうち1本は飲用水として利用されていたが、健康被害は確認されていないという。

 検出されたのは、前回と同じ「硝酸性窒素」と「亜硝酸性窒素」で、東尾地区の2本と白壁地区の2本に、それぞれ1リットル当たり計15~23ミリグラムが含まれていた。基準値は10ミリグラム以下になっている。原因は分かっていない。

 県環境課によると、基準値以上の水を乳児が飲むと、酸素欠乏症を起こす恐れがある。県は井戸の所有者やその周辺住民に注意喚起した。今後、調査した井戸の中から複数を抽出し、年1回程度検査する。(藤本拓希)

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