五穀豊穣を願った十八夜の雨乞い祈とう法要=有田町大木宿の龍泉寺

五穀豊穣を願った十八夜の雨乞い祈とう法要=有田町大木宿の龍泉寺

 有田町大木宿地区に江戸時代から伝わる夏祭り「十八夜」の雨乞い法要が18日、同地区の龍泉寺で開かれた。新型コロナウイルスの影響で浮立は中止となったが、三ヶ尻登志彦区長(66)ら地区役員が出席し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 十八夜は迫力あるけんか浮立で知られる。三百数十年前、干ばつで雨乞い祈とう法要「祈雨(きう)法」をしたのが始まりで、浮立は雨が降った感謝として開かれていたという。

 法要は現在行われておらず、秀知乘(ひでちじょう)住職(74)が過去の資料を参考に、久しぶりに執り行った。今年は雨乞いより豊作に重点を置いたという。祭りを取り仕切る岩﨑大輔頭領(42)は「昨年から準備をしてきた浮立の中止は残念。状況はまだ不透明だが、来年に備えたい」と話した。(古賀真理子)

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