商品化したアルファベット・トランプを手にする原口桜さん

アルファベット・トランプでゲームを楽しむ子どもたち。左奥が桜さんの母で共同製作者の聡子さん=佐賀市の英語塾

 佐賀市出身で早稲田大学国際教養学部1年の原口桜さん(19)が、アルファベットを習得するための知育玩具「アルファベット・トランプ」を商品化した。幼少期に母親が手作りしてくれたカードを改良したもので、「小学校で教科化されるなど、英語の必要性は増している。英語との楽しい出合いにつながれば」と話している。

 原口さんはオンライン英会話スクールの講師も務め、4歳から68歳までの生徒に教えている。英語習得の難しさに悩んでいる人は多いが、小学3年のいとこに教えている時、母親の聡子さん(47)が手作りしてくれたカードのことを思い出したという。

 聡子さんは当初、市販の教材で桜さんにアルファベットを教え、うまくいかなかったが、アルファベット・トランプを自作したところ、桜さんは夢中になって遊ぶようになった。

 桜さんが本格的に英語を学ぶようになったのは、中学生の時だが、「幼少期に言語学習の基礎を身につけていたからか、楽しく興味を持ち取り組めた」と振り返る。

 今回商品化したアルファベット・トランプは、英語教育に最適な書体や配色を採用。文字の色は「冷静になり、集中力や記憶力が上がる」として青系にした。「アルファベット並べ」「アルファベットかくれんぼ」「7並べ」など、多くのトランプ遊びができる。大きさにもこだわり、子どもが扱いやすいコンパクトサイズにした。

 対象年齢は0~12歳くらい。小さい頃から貯金していたお年玉を原資に、400個を製作した。「トランプだけでなく、音声教材も作りたい」と新商品開発も視野に入れる。価格は千円(税込み)。コムボックス佐賀駅前のさが風土館季楽直販本店で販売している。問い合わせは電話090(7391)6414。(川﨑久美子)

 

トランプの詳細は、インスタグラムのアカウント(mul.ling)へ。

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