佐賀県内の新型コロナウイルスの感染状況について説明する井田政和県健康増進課長(中央奥)=16日午後、県庁

 佐賀県は16日、10歳未満から40代の男女5人について、新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。県内での感染確認は20日連続で、延べ195人となった。ここ1週間で感染が分かった人の中で、カラオケを設置している店舗の従業員や利用者が目立っており、県は利用者、店舗側それぞれで感染防止策を徹底するよう呼び掛けている。

 新たに感染が分かったのは、小城市の40代女性、鳥栖市の20代女性、同市の40代女性と10歳未満の男児、佐賀市の10代女性で、いずれも12~15日までに感染が確認された人の関係者として検査した。

 県によると、9日以降に感染が分かった人のうち、小城市内のカラオケを設置している四つの店舗の従業員や利用者が計8人に上っている。県は店舗の業態を明らかにしていないが、カラオケボックスではないという。このうち5人は同じ店の従業員や利用者だが、店を訪れた時期や発症のタイミングが異なることなどから、県は同一店舗でのクラスター(感染者集団)ではないと見ている。

 井田政和県健康増進課長は「カラオケの利用が即、感染につながるわけではないが、業界団体が示すガイドラインを守るなど対策をした上で利用してほしい」と注意を促した。

(大橋諒)

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