決勝・EVインテルナシオナル-佐賀LIXILFC 後半、クロスに飛び込むEVインテルナシオナルのMF伊賀上竜希(左)とDF阿部優樹(中央)=佐賀市のSAGAサンライズパーク陸上競技場

優勝杯を掲げて喜ぶEVインテルナシオナルの選手たち=佐賀市のSAGAサンライズパーク陸上競技場

 天皇杯全日本選手権の県予選を兼ねた第25回佐賀県サッカー選手権大会(県サッカー協会主催、佐賀新聞社・共同通信社共催)は16日、佐賀市のSAGAサンライズパーク陸上競技場で決勝があり、EVインテルナシオナルが、延長戦の末に佐賀LIXILFCを1-0で下し、頂点に立った。

 EVインテルナシオナルは、前線から積極的にプレスをかけ、ゴールに迫るもチャンスを決めきれずに延長戦に。延長後半7分、CKをMF武内大が頭で押し込み、決勝点を挙げた。佐賀LIXILFCはサイド攻撃から決定機をつくるも、あと一歩及ばなかった。

 大会の最優秀選手には決勝戦でゴールを決めた武内(EVインテルナシオナル)、敢闘賞には橋口大樹(佐賀LIXILFC)が選ばれた。

 第100回天皇杯全日本選手権は9月16日に開幕。佐賀県代表のEVインテルナシオナルは同日、佐賀市のSAGAサンライズパーク陸上競技場で長崎県代表と1回戦を戦う。(山口源貴)

 

気力で格上撃破

 熱闘と呼ぶにふさわしい決勝戦だった。気温?度に迫る中、EVインテルナシオナルは、県予選2連覇中の王者佐賀LIXILFCを相手に、延長戦までハードワークを続けて勝利をつかんだ。110分間走り抜いた伊賀上竜希主将は「相手は格上、チャレンジャーのつもりでぶつかった。最後は気力で勝つことができた」と滝のように流れる汗をぬぐった。

 歓喜の瞬間は延長後半7分にやってきた。MF福原嵩人の高い弾道のCKに、181センチのMF武内大が飛び込んで、頭でゴール左隅にたたき込んだ。体力的にも苦しい時間帯に、練習を繰り返してきたセットプレーで決勝点を奪った。

 FC・TOSUを母体に、筑豊の社会人チームを吸収する形でことし2月に発足したEVインテルナシオナル。Jリーグ経験者も新加入して、戦力は充実している。県予選の準々決勝では佐賀大に3ー2で逆転勝ちし、準決勝では川副クラブを延長、PK戦の末に下す勝負強さを見せてきた。

 天皇杯はFC・TOSUで2016年に出場して以来2回目。前回の大舞台も経験しているFWの鶴田庸平は「新チームの目標をかなえることができた。次こそは前回できなかった天皇杯1勝を挙げたい」と意気込んだ。(山口源貴)

 

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