決勝・諸富南少年-川上小野球ク 3回裏川上小野球ク無死満塁、4番東島翔空(左)が走者一掃の左中間へ3点適時二塁打を放ち、4-1と勝ち越す。捕手古川武虎=佐賀市のみどりの森県営球場

準決勝・思斉館少年-川上小ク 先制の2点本塁打を放つ川上小クの髙山塁=みどりの森県営球場

諸富南少年00100102

川上小野球ク104000×5

▽二塁打  古川武(諸)野田、東島(川)

 

 第51回佐賀県少年野球選手権大会・NTT西日本杯争奪大会(県軟式野球連盟・佐賀新聞社主催、NTT西日本佐賀支店協賛)最終日は15日、佐賀市のみどりの森県営球場で佐賀市勢同士の対決となった準決勝2試合と決勝があった。

 決勝は川上小野球クが諸富南少年を5-2で下して、頂点に立った。

 3位には思斉館少年と高木瀬小クが入った。

 

東島、三回に意地の決勝打

 川上小野球クが中盤にリードを奪い、諸富南少年を退けて優勝を決めた。

 川上小野球クは初回に先制。三回には1番坂本の右前打などで無死満塁をつくると、4番東島の走者を一掃する適時二塁打などで一挙4得点をあげ、流れをつかんだ。

 諸富南少年は相手投手の暴投や5番古川の適時二塁打で2点を返したが、打線がつながらなかった。

 

 4番の渾身(こんしん)の一振りがチームに26年ぶりの栄冠をたぐり寄せた。東島翔空が1-1の三回に走者一掃の2塁打を放って諸富南小年を一気に突き放し、勝負を決めた。

 準決勝では4打数無安打。汚名返上の絶好機は三回無死満塁でやって来た。「チームに貢献できずに悔しかった。4番としてなんとしても打ちたい気持ちだけだった」。初球の真ん中直球を踏み込んで捉えると、打球はぐんぐん伸びて左中間を破り、一挙に3点。決勝打となった。

 今大会の地区予選決勝で、最終回まで3点をリードしながら逆転負けを喫した相手。「同じ相手に2回も負けなれない気持ちで挑んだ」。悔しさをばねに、チーム一丸となって頂点まで上り詰めた。

 気温30度を超える中、決して集中力を切らさず熱戦を繰り広げたナインに「これまでの成果をよく決勝の舞台で出してくれた」と目を細める小峰禎之監督。東島は「成長をたくさん感じることができた大会だった。この勢いで学童でも優勝したい」と次を見据えた。(井手一希)

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