平和への願いを込めて鐘を突いた子供たち=佐賀市呉服元町の願正寺

 佐賀市内のボーイ・ガールスカウト4団体の子供たちが終戦の日の15日、佐賀市の願正寺で「平和の鐘」を鳴らした。子どもたちは戦争の犠牲者や新型コロナウイルスで亡くなった方々を悼み、平和への祈りをささげた。

 園児から中学生までの子どもたちと門徒ら約40人が参加し、1人ずつ鐘を突いた。ボーイスカウト佐賀第1団ビーバー隊の新郷典子隊長(65)による「コロナ禍で離れていても心はそばにいる」と訴える詩の朗読もあった。

 毎年参加しているボーイスカウト佐賀第5団の武居希來さん(14)=脊振中2年=は「コロナの収束と、戦争のない平和な時代が続くよう願って鐘を鳴らした。高齢化する戦争経験者らの話を下の世代に伝えていきたい」と話した。

 平和の鐘を突く運動は1991年、湾岸戦争の終結を願い県内各地の寺院で始まった。その後も、広く平和への願いを込めて活動は続き、2007年から県内のボーイ・ガールスカウトの団体も加わった。熊谷信隆住職(64)は「子どもたちが改めて平和の意味を知る機会になれば」と話した。

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