担当の淺海祐司さんと「マイエンディングノート」

 佐賀県基山町定住促進課が、所有者不明の空き家を防止しようと、町民向けに「マイエンディングノート」の無料配布を始めた。希望者は役場2階の窓口で、1人1冊まで受け取ることができる。

 エンディングノートは人生の終末期に備えて、資産情報や死後の希望をまとめておくもの。法的効力はないが、遺族がノートを参考に死後の手続きをしやすくなる。千円前後の価格で市販されているが、町内の空き家防止につなげたいと、ノートの広告収入を財源に制作した。

 担当した同課の淺海祐司さん(33)は「未相続の空き家を増やさないため、生前に財産を整理するきっかけにしてほしい」と話す。反響は上々で、7月に発行した900部のうち半数はすでに配布済みという。問い合わせは同課、電話0942(92)7920まで。(地域リポーター・江藤裕子=基山町)

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