護身術を指導する会社「1MAK」を立ち上げた鳥丸鶴一代表(左)ら

 全国的にも珍しい訪問型の護身術指導会社「1MAK(ワンマック)」が「防犯の日」の18日、佐賀県みやき町で始動する。県警の防犯アドバイザーを務める平尾昌晃さん(60)、鳥丸鶴一(つるかず)さん(40)ら4人が立ち上げたもので、企業などに出向き護身術を伝授することで地域の防犯力を高める。

 平尾さんらは防犯アドバイザーとして年間30回ほど、県内の小中学校や地域団体でボランティアとして護身術を指導。平尾さんが空手や合気道をもとに考案した、子どもでもできる護身術を伝えることで、地域の安全を守ってきた。

 ボランティアのみでは、後継者育成や活動を広げていくことが難しくなってきたことから、会社設立を決めた。護身術指導を“仕事”とすることで指導者を目指す人材を確保し、護身術を広げていく。学校などでのボランティア指導は、これまで同様続けていく。

 新会社の屋号は「護身術のヒラオ」。主に企業などの社員を対象に、不審者に腕をつかまれた際に逃げる方法や自転車を使って身を守る方法など、女性や子どもの力でも効果がある護身術を教える。また防犯アドバイザーの経験を生かし、刃物などを持った不審者などへ有効な刺股の使い方も指導する。

 新会社代表の鳥丸さんは「できるだけ事業を拡大し、地域の安全に協力していきたい」と意欲を見せている。年内はキャンペーンを実施しており、価格は1回コース5万円(通常8万円)、3回コース13万円(同22万円)など。問い合わせは広報担当の中川さん、電話090(1340)3500。(瀬戸健太郎)

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