サッカー・JリーグとJ1サガン鳥栖は13日、チーム内で監督や選手ら計10人が新型コロナウイルスに感染するクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、25日までチームの活動を自粛し、この間に開催を予定していた鳥栖のリーグ戦3試合を延期すると発表した。保健所の指導を踏まえて決定した。

 延期になるのは15日のガンバ大阪戦(ホーム)、19日のベガルタ仙台戦(アウェー)、23日の北海道コンサドーレ札幌戦(ホーム)で、延期された試合の日程は未定。

 Jリーグのクラブで初のクラスター発生を受け、リーグは集団感染が起きた場合の新たなガイドラインを発表した。陰性と判定された選手も「濃厚接触者」とみなし、自主隔離する。

 Jリーグの村井満チェアマンは「クラブから多数の陽性が出ており、行政によって濃厚接触者を特定することが物理的に困難」との見方を示し、「感染を拡大しないことが十分確認できるまでの間、クラブの活動を一定期間自粛し、公式試合の開催を延期する」と判断した。リーグ全体の問題と捉え、コロナ対応のガイドラインを見直す方針も示した。

 サガン鳥栖の竹原稔社長はクラブを通じて試合の延期を陳謝し、「管理、マネジメント不足への指摘についても真摯に受け止めて全社をあげて改善していく」と述べた。

 12日に中止されたルヴァン杯グループステージ第3節・広島戦は代替試合を開催しないことも決まった。

 サガン鳥栖では、12日までに金明輝監督のほか、選手6人とスタッフ3人の新型コロナウイルス感染が判明。鳥栖保健福祉事務所が感染経路や濃厚接触者の有無を調査している。

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