集団で営巣している雑木林。木々は枯れている=太良町の江岡海岸

巣を作っているダイサギ=太良町の江岡海岸

 サギ類は、餌場の近くの丘の斜面の林や社寺林の樹上に集団で営巣する傾向が強い。以前から気になっていた営巣地の一つは、北鹿島カントリーエレベーター脇の天満宮の林で、大木の樹冠部の枝に百近い巣をかけて子育てをしている。3月ごろから営巣を始め、8月になってもひなの鳴き声が騒々しい。

 もう一カ所は太良町江岡海岸の小高い丘の海に面した雑木林で、数年前から営巣するサギ類の数が増えてきて、サギたちのふんで木が枯れてその存在が目立つようになってきた。

 北鹿島の天満宮の林では、ほとんどダイサギ、コサギ、ゴイサギだったが、数年前からカワウが目立つようになった。サギたちは、近くにひなのための餌がとれる水田や掘割、川や干潟があるところを営巣地にするわけだ。

 特に有明海の干潟には、ムツゴロウをはじめさまざまな魚やカニ類が多いので子育てに適している。しかし、近づくとふんの雨が降ってくることもあり、臭いが鼻を突く。住宅地の脇にサギ山が出現すると問題になる。(写真家 中尾勘悟=鹿島市)

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