観葉植物作りに挑戦する児童。フリースクールと同じ敷地内で放課後等デイサービスがスタートし、利用者の新たな居場所づくりを目指す=佐賀市大和町のフリースクール・しいのもり

 佐賀市大和町で保育園ひなた村自然塾などを運営する社会福祉法人緑光舎(藤崎博喜理事長)が、放課後などに障害児を預かる「放課後等デイサービス・しいのもり」を開所した。敷地内にあるフリースクールと連携したサービスを提供し、利用者にとって安心できる居場所づくりを目指す。

 同法人が2016年から運営する「フリースクール・しいのもり」の利用者の約8割が療育手帳を所持していたことから、保護者の経済的負担軽減を目的に放課後等デイサービスの併設を決めた。放課後等デイサービスは、自治体などが負担して児童福祉法に基づくサービス利用料が適用されるため、利用者の負担が軽減される。また、高校生も利用できる。

 放課後等デイサービスは6月1日からスタート。週1度通所する小学6年の女児の母親は「フリースクールだけ利用していた時より大きく負担が減った」と話し、「ここに来て同じ悩みを抱えている人がいることを知った。自分だけじゃない、と前向きに考えられるようになった」と明かす。

 フリースクール運営を通して、不登校の児童やその家族の支援の重要性を痛感したという管理者の河野由美子さん(63)は「子どもも家族も心から安心できる場所にしたい」と意気込む。問い合わせは、電話080(3185)8692。

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