JR多久駅周辺で除草作業を行った多久山笠委員会の役員たち=多久市の同駅前

生い茂った草を刈る多久山笠委員会の役員たち=多久市のJR多久駅前

 多久市の夏祭り「多久山笠」を運営する実行委員会の役員たちが9日、JR多久駅周辺で除草作業を行った。新型コロナウイルスの影響で山笠の巡行は初めて中止になったが、祭り会場で毎年利用している場所をきれいにしようと、約20人が2時間半にわたって汗を流した。

 駅に隣接した市まちづくり交流センターや、飾り山の置き場所になっている空き地周辺の草を手分けして取り除いた。役員の1人で荕原区長の吉松喜介さん(69)は「山笠の代わりに、毎年お世話になっている地域に何か奉仕できないかと、みんなで話し合って決めた」と話した。

 山笠は、荕原にある天徳寺の盆綱引きが起源で、戦後間もない1948年から復興の願いも込めて飾り山が練り歩くようになった。72年目を迎えるはずだった今年の巡行は取りやめになったが、「無病息災」を願い、15日の神事は執り行われるという。(谷口大輔)

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