サッカー・J1サガン鳥栖の竹原稔社長は12日夜、オンラインで会見を開き、トップチームの選手6人とスタッフ3人に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを明らかにし、感染拡大防止のため、当面の間チームの活動を停止する方針を示した。

 チームは13日からクラブハウスやグラウンドの使用を禁止し、選手には、不要不急の外出をこれまで以上に控えることなどを要請した。竹原社長は「保健所の指導に従い、感染が拡大しないよう対策を取っていく」と強調した。

 15日に鳥栖市の駅前不動産スタジアムで行われるリーグ戦のガンバ大阪戦をはじめ、今後の公式戦の開催可否について、竹原社長は「Jリーグと協議する」と繰り返す一方、「感染経路が確定できていない。リスクは他のチームとは違う」と厳しい認識も示した。

 感染経路や濃厚接触者の調査は今後、保健所と協力して行う予定。竹原社長は「近距離で話をする時や、ご飯を食べた後にマスクを外している時間があったのは少なからず認識している」としつつも、「ロッカールームでマスクを外して交流した形跡はない。かなり気を遣って活動していたのは事実」と述べた。

 チームは感染者の氏名を公表しない方針で、竹原社長は「今はこの状況を乗り切ることを見守ってほしい。個人の誹謗(ひぼう)中傷にならないことをお願いしたい」とサポーターに訴えた。(山口源貴)

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