息の合ったダンスを披露する、城北中と昭栄中の生徒たち=佐賀市文化会館

 新型コロナウイルスの影響でコンクール中止が相次ぐ中、成果披露の場を設けようと8日、佐賀市の城北中と昭栄中の生徒による合唱と吹奏楽の合同コンサートが佐賀市文化会館であった。両校の生徒が、伸びやかな歌声と軽やかな管楽の調べを大ホールいっぱいに響かせた。

 演奏会には城北中吹奏楽部と合唱部のほか、部員不足のため同校と合同で活動している昭栄中合唱部の1人が出演した。中止になった全国大会の課題曲や、人気アニメの主題歌「紅蓮華(ぐれんげ)」などが披露され、シンガー・ソングライターの星野源さんの「恋」は合唱部員と吹奏楽部員が総出で息の合ったダンスを見せた。

 いずれも城北中3年で、合唱部部長の上瀧みのりさんと吹奏楽部部長の長谷川千景さんは「コロナでコンクールが全て中止になり、特に3年生はとても悔しい思いをした。素晴らしい演奏会ができ、感謝でいっぱい。これからも音楽を愛し続ける」と、ステージでのあいさつで誓った。

 昭栄中の合唱部は本年度までで廃部となるため、最後の部員となった3年の友納亜伊那さんは、「(一緒に練習した)城北中の1年生に少しでも教えられたりして、思い出ができたのがうれしかった」と感慨深げだった。(大橋諒)

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