命や性の多様性などをテーマに講義をする古川潤哉さん=佐賀女子短期大学

 佐賀市本庄町の佐賀女子短期大(田口香津子学長)で5日、全学科共通の必須科目「旭の女性とみらい」の講義が開かれ、僧侶の古川潤哉さん(43)=伊万里市=らが命や性の多様性をテーマに語った。

 1年生約150人が3組に分かれて受講した。古川さんは「命を大切にするとは今を精いっぱい生きること」として、「女性活躍が叫ばれているが、どんな性であっても、やりたいことをして」と語り掛けた。

 地域みらい学科の白濵洋子准教授は、性的指向や性自認、性表現は多様であることを強調。「違いを認め合い、無理をせず本当の自分を見つめて」と訴えた。乳がんのセルフチェックや子宮頸(けい)がんワクチンなど、女性特有の病気に関する知識も伝えた。

 県DV総合対策センターの事業を活用し、DV(夫婦間暴力)や、交際相手との間に起こるデートDVについても語られた。

 山岡夏望子さん(19)=佐賀市=は「自分にも存在価値があると教えてもらった。できることを探して生きていきたい」と話した。(花木芙美)

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