歩行者保護に向け、タクシー事業者に配布するステッカー

ステッカーをタクシーに貼り付ける運転手=佐賀市の県警本部

 横断中の歩行者の交通事故を防ごうと、佐賀県警と県バス・タクシー協会は共同で歩行者優先を啓発するステッカー1300枚を作成した。県内のタクシー会社に配布し、車両に貼ってもらって歩行者保護のルール周知の徹底を図る。

 ステッカーは縦7センチ、横12センチで、「私は横断歩道で止まります」の文字と横断歩道の標識を白抜きで表示した。

 「タクシーの日」に定められている8月5日に、県警本部で貼付式が開かれた。協会の齊藤恭宏副会長が「横断歩道での停止を必ず実行する。プロ意識を発揮して交通マナーの模範になっていきたい」とあいさつ。中原和雄交通部長は「ステッカーを貼って横断歩道で止まってもらうことで県民に広く周知し、歩行者横断中の事故をなくしていきたい」と話した。

 運転手を代表し、佐賀タクシー(佐賀市)の山口修さんと中央タクシー(同)の庄司和博さんがステッカーを受け取り、タクシーに貼り付けた。

 県警交通企画課によると、4日までに県内で発生した交通事故件数(速報値)は、人身事故2148件(前年同期比793件減少)。死者23人の約半数に当たる12人が、道路を歩行中にはねられるなどして亡くなっている。(松岡蒼大)

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