通信指令の技術を競った競技会=佐賀市の県警察学校(県警提供)

 事件・事故発生時の初動捜査の技能を高めようと、通信指令・無線通話技能競技会が6日、佐賀市の県警察学校であった。県内全10警察署から20人が参加、現場で捜査する警察官への指示の的確さを競った。

 各署2人一組で出場。3人が被害に遭った重傷ひき逃げ事件が起きたとの想定で、無線を使って指示する役と現場で捜査する役に分かれ、20分の競技時間内で容疑者の摘発に結びつく初動捜査ができているかを審査した。

 現場の捜査役の警察官は目撃者から事故の状況を聞き取りながら、指令役が「近くに違反車両がある」「大声を上げている不審な人物がいる」との110番通報を関連づけ、人員配置を指示するなどした。

 競技会は今年で11回目。県警通信指令課の松尾直義次席(54)は「次々と変化する状況に冷静に対応することが重要。今後も訓練を重ねて技能向上につなげていきたい」と話した。(松岡蒼大)

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