松尾佳昭町長(右手前から2人目)と歓談するマルティン・エバーツ総領事(左から2人目)=有田町の県立九州陶磁文化館

鈴田由紀夫館長(左端)の案内で有田焼の見識を深めるマルティン・エバーツ総領事(右端)=有田町の県立九州陶磁文化館

有田焼の作品に見入るマルティン・エバーツ総領事(右)=有田町の県立九州陶磁文化館

 7月下旬に着任したばかりの在大阪・神戸ドイツ総領事館のマルティン・エバーツ総領事(63)が10日、有田町を訪れた。県立九州陶磁文化館や泉山磁石場、アリタセラ(有田焼卸団地)に足を運び、有田焼と400年の焼き物の歴史に触れた。

 九州陶磁文化館では、鈴田由紀夫館長(68)の案内で見学。古伊万里など欧州からの里帰り品の蒲原コレクションや、有田焼の近代化に尽力したドイツの化学者ワグネルの業績などについて説明を受けた。有田焼のからくり人形、1986年に旧東ドイツから贈られた25個の磁器の鐘「マイセンの鐘」も見学した。

 また、同館で松尾佳昭町長と懇談。「陶磁器に関心があり、すばらしい特別な体験ができた」と謝意を述べ、「陶磁器は日常的に使うだけでなく、歴史や文化を表している、魅力的な分野」と有意義な見学だったとした。

 松尾町長は、姉妹都市40周年を記念して昨秋にマイセン市を訪れ、交流したことなどを紹介した。(古賀真理子)

在大阪・神戸ドイツ総領事が有田町を訪問(2020年8月10日)
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