多彩な人が集まって佐賀の山との関わりを話し合った「山の会議(仮)」=佐賀市富士町

 佐賀の山と人々のつながりについて意見を交わす「山の会議(仮)」が10日、佐賀市富士町の「SAGA FURUYU CAMP」で開かれた。「山の日」に合わせたキックオフイベントで、県内各地から農家や環境保全団体の代表者らが集まり、“山活”について真剣に意見を交換した。

 「山の会議(仮)」は、自然の恵みや中山間地での生活などをテーマに今後の山の役割について話し合い、多くの人をネットワーク化するのが目的。県が企画した。名称はあえて「(仮)」とし、各地域で名付けることを含め、住民らの主体的な取り組みになるよう期待を込めている。

 県内を4ブロックに分け、それぞれの地域から約20人が参加した。会議では、自己紹介を兼ねた意見表明があった。「山での暮らしをなりわいとしているが、若い世代にいかにバトンタッチするかが課題」「ここ数年、大雨など災害が続き、山林伐採の早期対応が求められ、いろんな知恵を授かりたい」などと、取り組みや課題について認識を深めていた。

 山口祥義知事はあいさつで「この会議で、どんどんアイデアを出し合ってもらい、魅力的な提案があれば県として支援していきたい」と期待を込めていた。

 10月には県内4ブロックで会合を開き、意見を集約した上で12月に合同発表会を開く。(山内克也)

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