宮井博章支社長(左)から助成金を贈られた松田幹雄会長=上峰町役場

 明治安田クオリティオブライフ文化財団(東京都)は4日、上峰町の米多(めた)浮立保存会(松田幹雄会長)に助成金50万円を贈った。浮立に使用する9寸鉦(かね)3台の購入に活用する。

 同財団は地域の伝統文化の保存維持費用助成事業に取り組んでいる。本年度は全国から138件の応募があり、同保存会など42件が助成対象に選ばれた。

 上峰町役場であった贈呈式で、明治安田生命佐賀支社の宮井博章支社長が「助成金も定着し、地域で役立ててもらっている」とあいさつ。松田会長は「地域の伝統文化を継続していきたい」と謝辞を述べた。

 米多浮立は江戸時代前期に始まり、約380年の歴史がある。一時期途絶えていたが、1949年に復活し、町内の老松神社の秋季例大祭で2年に1度、天衝舞(てんつくまい)浮立を奉納している。鉦は30年ほど前に購入していたが、割れて音が悪くなっていたという。(瀬戸健太郎)

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