それぞれの分野で活躍し、この1年(2019年7月~今年6月)に旅立っていった人たちを2回にわたって振り返る。お盆を前に在りし日をしのび、別れを惜しむ。

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■7月

 【県内】11日=「平成の大合併」後の唐津市初代市長を務めた坂井俊之さん(57)。2003年、旧唐津市長に当時41歳で初当選し、1市6町2村の合併を挟んで2017年2月まで14年間、市長を務めた▽21日=佐賀大名誉教授の岡本悟さん(80)

 【県外】8日=「だいたいやね」で始まる関西弁の辛口コメントで知られる評論家の竹村健一さん(89)▽9日=SMAPや嵐など数々の男性アイドルやグループを育てた芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」社長のジャニー喜多川さん(87)▽18日=「核の番人」と呼ばれる国際原子力機関(IAEA)事務局長の天野之弥ゆきやさん(72)

■8月

 【県外】7日=暴力団排除運動の先駆けとして、浜松市の組事務所撤去運動の住民側弁護団長を務めた弁護士の三井義広さん(67)▽19日=元ヤオハングループ代表の和田一夫さん(90)▽30日=ドイツ文学者、エッセイストの池内紀おさむさん(78)

■9月

 【県外】2日=自伝的小説「塀の中の懲りない面々」で知られる作家の安部譲二さん(82)▽3日=国際エコノミスト、経済評論家の長谷川慶太郎さん(91)▽16日=大相撲の元関脇逆鉾さかほこで井筒親方の福薗好昭さん(58)▽29日=日本を代表するソプラノ歌手で紅白歌合戦にも出場するなど幅広く活躍した声楽家の佐藤しのぶさん(61)

■10月

 【県内・県関係者】6日=洋画家で元佐賀大教育学部教授の深川善次さん(95)▽11日=伊万里市出身で九州大名誉教授の逢坂収さん(87)▽19日=元県剣道道場連盟会長の於保誠さん(92)

 【県外】6日=プロ野球で歴代最多の400勝を達成し、「史上最高の投手」と呼ばれた金田正一さん(86)▽7日=雑誌の表紙や本の装丁、映画監督と幅広く活躍したイラストレーターの和田誠さん(83)▽22日=日本人初の国連難民高等弁務官となった緒方貞子さん(92)▽24日=かれんで上品な雰囲気で親しまれた俳優の八千草薫さん(88)

■11月

 【県関係者】2日=酉島製作所を世界的メーカーに育てた塩田町(現嬉野市)出身の故原田龍平氏の長男で、同社の社長、会長を務めた原田耕治さん(88)。佐賀県の高校生らに奨学金を贈る「原田記念財団」の理事長を務めた▽27日=文化勲章受章者で、江戸文学研究の第一人者として知られる九州大名誉教授の中野三敏さん(84)。出身地の武雄市の名誉市民に選ばれていた。

 【県外】29日=「戦後政治の総決算」を掲げて戦後5位の長期政権を担った元首相の中曽根康弘さん(101)。首相在任中は国鉄の分割・民営化など行財政改革を推進し、首相として戦後初めて靖国神社を公式参拝した。自主憲法制定が持論だった。

■12月

 【県内】11日=陶芸家、凌山窯の松尾重利さん(85)▽16日=元県議会議長で県議の石丸博さん(74)▽31日=元西有田町長の藤寛さん(87)

 【県外】4日=戦乱が続くアフガニスタンで凶弾に倒れたNGO「ペシャワール会」現地代表の医師、中村哲さん(73)。医療活動の一方、井戸を掘り用水路を建設した▽12日=映画「仁義なき戦い」で活躍した俳優の梅宮辰夫さん(81)▽13日(判明日)=非武装中立を唱えた元社会党委員長の石橋政嗣まさしさん(95)▽25日=元官房長官の村岡兼造かねぞうさん(88)

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