棋力を競い合う参加者ら=佐賀新聞社

決勝戦に挑む長澤宣之さん=佐賀新聞社

 第43期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の三段大会が8日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。決勝では、昨年3位だった長澤宣之さん(66)=佐賀市=が中村誠さん(75)=鹿島市=を抑え、優勝した。

 

 52歳から89歳までの36人が、棋力を競った。

 決勝の立ち上がりは穏やかに思えたが、長澤さんの白が12手目で右上隅の星にケイマガカリしたのに対し、中村さんの黒がカケて切り結び、戦いが始まった。

 お互いに一歩も引けない攻め合いが続いたが、白に打ち過ぎがあり、左上隅の大石が後手生きを余儀なくされ、カナメの4子を抜いた黒が打ちやすい形勢になった。

 しかし、右下から再び攻防が始まり、黒の打ち方がやや甘く、白がうまく地を稼ぎ、黒にコミの負担が大きくなった。白はヨセに入ってもうまく地をまとめ、最後は11目半差で勝ち切った。

 優勝した長澤さんは「負けたかと思ったが、打っている間に逆転した。ラッキーだった」と決勝の戦いを振り返った。四段大会は9月6日に開催し、三段大会の上位4人と初・二段大会の上位4人のパラマス戦も行う。

(花木芙美)

▼有料▼

 成績は次の通り(敬称略)

 ▷1回戦勝者

 西山英徳(多久市)藤原千房(佐賀市)志津田和己(同)武内元英(同)

 ▷2回戦勝者

 西山英徳、山口和之(吉野ヶ里町)諸石昌信(佐賀市)石田正彦(白石町)桒原敏隆(有田町)藤原千房、中村誠(鹿島市)松尾俊策(同)武富正次(白石町)香月進(佐賀市)小林敬正(同)武内元英、園田勇人(同)松瀬初男(同)黒木尊信(小城市)長澤宣之(佐賀市)

 ▷3回戦勝者

西山英徳、石田正彦、藤原千房、中村誠、武富正次、小林敬正、園田勇人、長澤宣之

 ▷準々決勝

石田 正彦 2目半 西山 英徳

中村  誠 6目半 藤原 千房

小林 敬正 24目半 武富 正次

長澤 宣之 中押し 園田 勇人

 ▷準決勝

中村  誠 中押し 石田 正彦

長澤 宣之 29目半 小林 敬正

 ▷決勝

長澤 宣之 11目半 中村  誠

 ▷3、4位決定戦

石田 正彦 半 目 小林 敬正

 ▷5、6位決定戦

藤原 千房 19目半 武富 正次

 ▷7、8位決定戦

西山 英徳 中押し 園田 勇人

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