人為的に針金を巻かれ、左後ろ脚の切断手術を余儀なくされた猫。動物病院に入院している

 猫の虐待とみられる事案が相次いだ西松浦郡有田町で、新たに虐待された猫が見つかった。今年5月に傷を負った猫が確認された場所とは別の地域で、脚に針金が人為的に巻かれた黒猫が1匹見つかり、切断手術を余儀なくされた。同町の動物愛護団体アニマルライブは「猫の虐待は犯罪で許されない行為」と憤り、警察への告発の準備を進めている。

 針金が巻かれた黒猫が見つかったのは、前回の山間部とは違い、民家が点在する地区。近くの人によると、5、6年前から付近に姿を現したオスで、3カ月程前に頭にけがを負い、最近になって脚も腫れていたため、連絡を受けた同団体が保護した。

 動物病院の診断や同団体によると、針金は前と後ろの左脚に確認された。後脚は膝関節付近に3重に、前脚は肘関節付近に2重に巻かれ、外れないよう先端がねじってあったいう。特に後脚は、食い込んだ針金が骨にまで達し、針金を皮膚に刺した可能性がある部分もあり、7月末に切断手術が施された。

 同団体は「猫はどれだけ痛かったことか。二度と同じことが起きないためにも対策を講じたい」として、動物愛護法違反の疑いで警察に告発状を提出する予定という。

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