佐賀新聞が張られたついたての前で勉強する生徒たち=佐賀市の医大塾(提供)

 現役の佐賀大医学部生らが運営する佐賀市鍋島の「医大塾」(木谷恵里加代表=同学部5年)が、塾生向けに佐賀新聞を活用している。新型コロナウイルス対策で設置した勉強机を仕切るついたてに紙面を掲示、勉強の合間に自然と記事が目に入るよう工夫している。

 塾は以前から新聞の掲示板を設けていたが、学習時に自然と目に入る位置に張ることで、新聞を読む塾生が増えたという。記事は講師たちが選び、「知らない分野の情報も仕入れてほしい」と定期的に入れ替えている。佐賀西高2年の副島千暖さんは「目の前にあると、集中が切れたときの息抜きとして読める」と話す。

 同学部4年で塾長の古賀隆太さんは「医者になるには、人としての成長や社会の見方を身につけることも大切」と新聞活用の意義を強調する。

 「国公立進学コース」と「医学部進学コース」がある同塾には現在、小学4年から高校3年の約60人が通っている。(森田夏穂)

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