佐賀県は8日、10~80代の男性5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。嬉野市職員の20代男性も含まれ、濃厚接触者の有無を調べている。

 嬉野市によると、男性職員は嬉野庁舎で観光商工課に勤務、3日の出勤後に発熱し、翌日は休んだ。5日には熱が下がったため出勤したが、6日以降は体調不良で休んでいる。現在は入院している。業務中はマスクを着用していた。塩田庁舎にも立ち寄っていたため、市は9日に塩田庁舎内の一部と嬉野庁舎内を消毒する。両庁舎とも11日以降は開庁する予定。

 県によると、他に感染が分かったのは佐賀市の男子中学生2人と小城市の30代男性、鳥栖市の80代男性。

 中学生2人は兄弟で、6日に陽性と判明した佐賀市の80代男性の孫で、同居している。小城市の30代男性は、7日に感染が確認された市内の50代女性と同居する家族。鳥栖市の80代男性は、7日に感染が分かった県外の学校に通う市内の男子高校生の祖父だった。

 7日に感染が確認された7人の概要も発表され、神埼市の10歳未満の園児の男の子はこれまでに父親と母親、妹が陽性と判明した。登園先に検査対象になる人はいないという。

 県内での感染確認は12日連続で、延べ145人になった。家庭内での感染例が増えており、大川内直人健康福祉部長は会見で「高齢者や基礎疾患がある人は重症化のリスクが高い。帰省する人は細心の注意を払ってほしい」と呼び掛けた。(大橋諒、岩本大志)

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