佐賀市は7日、7月豪雨での市内の被害状況を市議会全員協議会で報告し、床下浸水は9軒で人的被害はないと説明した。

 床下浸水は天祐2丁目の民家、諸富町の家具店兼工場などで発生した。27の市有施設で雨漏りが発生し、リサイクル工場では、回収していた資源物の大半がぬれて売却できなくなり焼却処分した。土砂災害は富士町と三瀬村の急傾斜地の2カ所で起き、市道や河川護岸の崩壊は10カ所だった。

 農業関連では農道・水路・農地が87カ所、林道・林地17カ所が崩れるなどした。農作物の被害面積は0・23ヘクタールで、三瀬村や富士町の水田には、崩れた土砂が流入、鍋島地区のアスパラガスのハウスが冠水した。川副町の戸ケ里漁港に大量のごみが漂着し、土砂が堆積した。

 新型コロナウイルス感染症対策として市は、18億~20億円規模の予算を9月議会に提案することも説明した。医療体制充実、経済対策、市民生活支援策を検討している。(大田浩司)

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