マルタイが唐津市石志の工業団地内に建設を予定する新工場の完成予想図(同社提供)

 即席麺製造のマルタイ(福岡市、見藤史朗社長)は、唐津市石志の工業団地内に主力商品の「棒ラーメン」を製造する新工場を建設すると発表した。2022年3月の営業運転開始を目指す。1966年に建設した同市北波多の佐賀工場が老朽化したためで、将来的に統合する。

 新工場は、2階建てで延べ床面積は約7300平方メートル、敷地面積は約2万5千平方メートルを予定する。棒ラーメンを1日当たり約20万食製造できるラインを備える。用地の取得費用を含めた総投資額は約43億円。21年1月に着工する。

 北波多の工場は当面稼働を続けるが、将来的に統合し佐賀県内は1工場体制にする見通し。従業員約60人の雇用は継続する。新たに地元雇用者10人を見込む。

 北波多の工場は一時、皿うどんを製造する福岡工場(福岡市今宿)に統合し閉鎖する方針を発表していた。福岡工場が手狭になったことや、リスク分散の観点から19年2月に移転を検討していることを明らかにしていた。

 7日には市と同社の立地協定締結式が市役所で開かれた。マルタイの見藤社長は「西九州自動車道のアクセスもよく、現在の佐賀工場にも近く、多くのメリットがあった。地元雇用にも貢献し、その味を全国や海外に広げたい」と話した。(大橋諒、横田千晶)

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