岡本教諭(奥)が見守る中、手際よく作業を進める唐津南高の3人=唐津南高

佐志食堂の運営に参加する(左から)末吉かのんさん、馬場玉依さん、宮﨑未衣夏さん

8日の佐志食堂に出される「小松菜シュークリーム」

 幅広い世代の居場所づくりを目指す唐津市の地域食堂「佐志食堂」で、唐津南高3年生の3人が毎月、自主的に活動に励んでいる。配膳や調理補助から、デザート作りなど幅広い役割を担う。次回は8日開催で、3人はオリジナルの「小松菜シュークリーム」を作り、来場者をもてなそうと張り切る。

 食堂は佐志校区社会福祉協議会の運営で2018年4月からスタート。毎月第3土曜日に、大人300円、中学生以下無料で食事を提供する。食堂の活動を知った同校の岡本慶祐教諭が食品流通科の馬場玉依さん、末吉かのんさん、宮﨑未衣夏さんに話を持ち掛けた。3人は佐志小からの同級生。将来、食に携わる仕事を目指す研さんの場として、さらに地元に貢献したいとの思いもあり、昨年9月から参加している。

 11月からは専門を生かしデザート作りを始めた。唐津産サツマイモのスイートポテトを皮切りに、これまで多彩なデザートを作った。岡本教諭も「息の合った作業で、手際も格段に良くなった」と話す。

 今回、3人の活動を応援する浜玉町の農家が栄養価の高い小松菜を提供。3人は小松菜を原料に、子どもからお年寄りまで食べやすいシュークリームを思い立ち、各人が試作を持ち寄ってレシピをまとめた。8日の食堂に向け、前日の放課後から仕込みを始める。3人は「いろいろな経験を食堂でさせてもらった。シュークリームは一番の出来になると思う。皆さんに喜んでもらえれば」と話す。

 同社協副会長の深川美保さんは「人手が足りないところに率先して動くなど、ものすごく助かっている」と感謝する。3人は卒業まで活動に携わるという。当日はロコモコ丼と小松菜シュークリームがメニュー。午前11時にオープンする。(成富禎倫)

このエントリーをはてなブックマークに追加