新たに確認した感染者について説明した井田政和健康増進課長(奥左)=6日夕、佐賀県庁

佐賀県内の感染者状況(8月6日現在)

 佐賀県は6日、佐賀市に住む10歳未満の男の子を含む80代までの男女12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の1日当たりの確認数としては、2日連続で最多を更新した。前日に陽性と判明した神埼市の10歳未満の女の子は、保育園や幼稚園には通っていない未就学児で、県は両親が感染していることも公表した。

 県によると、新たに感染が確認されたのは、佐賀市の10歳未満~80代の男女10人と、女の子の母親の神埼市の30代女性、唐津市の20代女性。4日に感染が確認された飲食店経営者の男性と接触した男女2人=いずれも佐賀市=も含まれ、このうち1人は来店していた。唐津市の女性は医療機関の職員で、関連してウイルス検査をした9人は陰性だった。

 5日に感染が確認された10人の概要も発表した。神埼市の30代男性は女の子の父親で、7月下旬に友人と県内で会食するなどし、発熱や味覚障害の症状が出た。唐津市の30代男性は発熱後、女性職員の感染が確認された医療機関を受診していた。佐賀市の30代男性は福岡県内に通勤し、接触者を検査したところ、6日に佐賀市の男の子と20代女性の陽性が分かった。

 県内での入院患者は6日午後8時時点で62人になった。県は病床を124床確保している。井田政和健康増進課長は「まだ逼迫(ひっぱく)はしていないが、短期間でここまで増えているという意味では、決して予断を許すものではない」と述べ、病床数を増やすことも検討する考えを示した。

 県内での感染確認は10日連続で、延べ133人になった。(円田浩二)

新型コロナウイルス 佐賀県庁レク、佐賀県内感染者129人に(2020年8月6日)
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