江口直明館長(右)の講話を聞く小中学生の参加者=佐賀市水ケ江の大隈重信記念館

 佐賀の七賢人の一人で、早稲田大学の創設者である大隈重信の生き方や思想を学ぶ講座が1日、佐賀市の大隈重信記念館で開かれた。小中学生4人が講話や生家の見学を通し、大隈の功績や生い立ちなどを学んだ。

 参加者は首相を2度務めるなどした大隈の偉業を紹介するビデオを見た後、江口直明館長の講話を聞いた。大隈が弘道館や蘭学寮で受けた教育を佐賀藩の藩士に学ばせたいと、佐賀藩10代藩主・鍋島直正から許可を得て、長崎に英学塾「致遠館」を設立したことなどを説明した。

 大隈は悪筆で、字を書かなかったことで有名というエピソードにも触れ、江口館長は「書家の副島種臣が『大したもんだ』と言っていたようだ」と紹介した。学芸員による館内の見学では、普段見られないという勉強部屋ものぞいた。(松岡蒼大)

 

■スピーチ募集 9月2日まで

 

 ○…佐賀市教育委員会は早稲田大と連携して次世代の人材育成に取り組むプロジェクトの一環で、9月に開く「大隈重信スピーチコンテスト」の作品(400字原稿用紙4枚程度)を募集している。

 佐賀市在住の中学生が対象で、市立中の在学生は学校を通じて、私立中、県立中、佐賀大附属中の在学生は市教委教育総務課に郵送または持参する。9月2日締め切り。問い合わせは同課教育政策係、電話0952(40)7352。(松岡蒼大)

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