ドライフルーツを酒かすに漬けた新商品

酒かすとバターを配合した「酒粕バター」

 クジラの軟骨かす漬けで知られる唐津市の「玄海漬」(高田庄一朗社長)は、ドライフルーツをかす漬けにした新商品を発売しました。乾燥した果物を酒かすに漬けることで「ジューシーでカクテルのような味わいに仕上がった」といいます。高田社長は「伝統技術を生かし時流に合った商品ができた。将来は売り上げの50%を占める商品にしていきたい」と意気込んでいます。

 主力のかす漬けが購買層の高齢化に伴い、年々販売額が減少傾向にあり、同社は若者の需要を目指し新商品開発に取り組んでいます。2016年にクリームチーズのかす漬けを売り出して好評を得ましたが、要冷蔵で販売場所の拡大が難しい課題がありました。このため、常温保存が可能で幅広い年代の女性に人気があるドライフルーツに着目。酒かすに2日間漬け込んで作ります。

 リンゴ、パイナップル、キウイの3種類(50~70グラム)で各648円。今後、種類を増やします。同社やウェブサイトで購入できます。

 「酒粕(さけかす)バター」(100グラム、648円)も販売を始めました。「バターのこくと酒かすの風味が合い、大人のバター」といいます。

 高田社長は「今後もチャレンジし、佐賀のかす漬けの魅力を伝えていきたい」と話します。問い合わせはフリーダイヤル(0120)733804。(辻村圭介)

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