佐賀県医療センター好生館(佐賀医嘉瀬町)は5日、佐賀市の県庁で開かれた評価委員会(委員長・池田秀夫県医師会顧問、7人)で、2019年度収支が3期ぶりに黒字に転じたと報告した。黒字額は約3億6千万円。主な医業収益となる入院と外来の収入額が前年比約10億円上回った。

 好生館によると、医療従事者の新規採用増と給与改定で、人件費の支出は前年度を上回った。一方で外来・入院数は増加し、収益を確保したと説明した。

 本年度について桐野高明理事長は、新型コロナウイルスの影響を受けており「今年4~6月期の収入額は、前年度同期と比べ約6億3千万円の減収となっている。収益的に厳しい状況」と話した。

 このほか、業務実績報告の中で、評価委員から「インフォームドコンセント(十分な説明と同意)の評価点は58・3点は低すぎるのでは」との質問に、好生館側は「昨年より低い点数。他の評価項目では平均80点を超えており、本年度はこの分野に力を入れたい」と答えた。(山内克也)

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