基山町の活性化策などについてプレゼンテーションする生徒たち=基山町役場

 基山町の東明館高探究コースの1年生8人が5日、1学期に研究した同町の活性化策について、松田一也町長や町職員に提言した。人口減少などの課題を踏まえ、IT特区創設や若者を呼び込むカフェ開設などのアイデアを披露した。

 同コースは本年度から設置された新コース。地域や企業などと連携した学びを通じ、さまざまな課題を解決しながら新しい価値観を創造できる人材育成を目指す。1学期は「基山町の新しい時代の観光と町づくり」プロジェクトに取り組み、町の課題や解決策、将来像などを探ってきた。

 町役場で開かれた発表会では生徒たちが「基山町をデザイン」と題し、プレゼンテーションを行った。町の人口データなどの分析から、「人口減少が進み、生産年齢人口が少ない」「人工知能(AI)の発達により、なくなる可能性がある業種が町内に多い」などと課題を指摘。課題解決に向け、IT特区の創設や若者が来たくなるようなカフェの開設などを提案した。

 質疑応答では、町職員から「なぜIT企業を誘致した方がいいのか」「若い世代から見て、どんなカフェがいいか」などの質問が出された。

 発表を終えた石田皓一郎さん(15)は「伝えたい部分は伝えられた」と充実した表情。松田町長は「町政へのヒントがたくさんあった。さらにブラッシュアップしてほしい」と期待した。(瀬戸健太郎)

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