60センチのオナガグロに大喜びの脇山さん(写真提供・丸銀釣りセンター)

 ロクマル(60センチオーバー)のクロは一生に一度釣れればいい-。そんな釣り人憧れの60センチ、3・15キロのオナガグロを7月22日、20分の格闘の末に釣り上げた自営業脇山正徳さん(57)=鳥栖市。「あまりの激しさに、途中でどうでもいいやと思いつつも、なんとか上げられて自分でも驚いた」と声を弾ませる。

 60センチを超えるクロが釣れる場所は、男女群島や長崎県平戸市の宮ノ浦など限られている。オナガグロの歯は鋭く、瞬発力も抜群。引きの強さが特徴だ。

 夜釣りのクロ狙いで、30年近く宮ノ浦へ通っている脇山さん。自身は身長178センチ、体重115キロとかなりの大柄だが、今回のオナガグロは「体ごとあっちこっちに引っ張られ、のどは渇くし、腕はけんしょう炎になるし」と振り返り、何度も耐えた末の釣果を喜ぶ。

 情報を寄せてくれた丸銀釣りセンター(長崎県平戸市)の会長柴山茂樹さん(72)は60年近く瀬渡しをしているが、「60センチのクロは見たことなかった。宝くじに当たったようなもの」と驚きを語った。(福本真理)

 ▽さおは1・7号、5・3メートル、仕掛けは道糸8号、トーナメントリール6千号、ハリス4号

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