SSP杯を振り返る山口祥義知事=佐賀県庁

 「SSP杯佐賀県高校スポーツ大会」が閉幕した。県、県教育委員会、県高校体育連盟、県高校野球連盟の4者が主催した「全国初」の大会を、大会会長の山口祥義知事に振り返ってもらった。(山口源貴)

 ■2カ月にわたった大会が終わった。

 新型コロナウイルスと大雨という困難はあったが、全競技を感動の渦の中で終えることができた。選手たちが思っていた以上に熱くプレーし、コロナ禍だから余計に「試合したい」という気持ちが出ていた。だからこそ熱戦や涙があったと思う。運営スタッフや選手たちに感謝を申し上げたい。「やってよかった」というのが素直な気持ちだ。

 ■全国に先駆けた前例のない取り組みだった。

 コロナだからと大会をやめるのは簡単だが、果たしてそれで高校生たちの人生が前向きになっていくのか。試合で全力を尽くし、多くの人が悔しい思いをして、そして次へのチャレンジにつながる。野球も含めて「チーム佐賀」が出来上がったことは、これからのかけがえない財産になる。

 ■公務の合間を縫って15競技を観戦した。

 ただ表彰するだけでなく、ストーリー、ドラマを語りたかった。みんなの思い、生きざま、試合内容、負けた方の気持ちを、表彰式のあいさつの中に自分なりの思いでにじませたかった。選手たちにも伝えることができたと思う。

 ■高校生にメッセージを。

 SSPに出た選手も、出ない選択をした選手にもエールを送りたい。人生はいいことと悪いことがやってくる。その中で自分で判断し、自分の思いの中で全力を尽くすと、必ずその後のチャレンジに生きてくる。常に前を向いて生きてほしい。

山口祥義知事インタビュー 全競技を終えたSSP杯振り返り(2020年8月5日)
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