鳥栖-横浜FC 前半30分、ゴール前のボールに反応するも相手GKに奪われ、悔しそうな表情を見せる鳥栖MF相良竜之介(右)=鳥栖市の駅前不動産スタジアム(撮影・山田宏一郎)

鳥栖-横浜FC 前半ロスタイム、鳥栖MF梁勇基(右)と競り合う横浜FC・FW三浦知良(中央)。左は鳥栖DF中野伸哉=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 Jリーグのレジェンド・横浜FCの53歳FW三浦の出場で注目された一戦。対する鳥栖は、ユース育ちの若手5人を起用する対照的な構図の戦いとなった。鳥栖は思い切りのいいプレーで再三相手ゴールに迫ったものの、得点を奪えず、逆に試合終了間際の失点で0-1の敗戦を喫した。新戦力の可能性は感じさせたが、今季のホーム初勝利はお預けとなった。

 鳥栖のスタメンには17歳のMF相良竜之介、19歳のMF大畑歩夢、18歳のFW兒玉澪王斗が名を連ねた。さらにリーグ戦2試合連続ゴール中の20歳のFW石井快征、FC東京戦でデビューを果たした16歳のDF中野伸哉も途中出場でピッチに立つ、フレッシュな布陣となった。

 相良は持ち味のドリブルで切り込んでチャンスメーク。ユース時代に培った連係を発揮し、兒玉のスルーパスに反応してダイレクトでシュートを放つ場面もあった。左サイドバックの大畑は積極的な攻撃参加で前線にクロスを供給した。大畑は「もっと深い位置に入り込んで、いい形でボールを入れなければ。攻撃面ではトップチーム相手にまだできない部分があった」と課題を挙げた。

 若手の底上げを示す一戦にはなったが、金明輝(キン・ミョンヒ)監督は「経験を積ませるために10代選手を起用したわけではない。90分間やりきれず、戦術的ではない交代もあった」と体力不足を指摘。何より「ホーム戦で勝てなかったことが残念」と厳しい表情を浮かべた。(山口源貴)

このエントリーをはてなブックマークに追加