約40点の写真と紹介する文書などが並ぶ写真展「森・川・里・海―佐賀の貴重な生き物たち」=武雄市山内町のJR三間坂駅

山地の渓流や周辺の森林に生息するカジカガエルの写真

九州北部や西部にだけ生息するとされるカスミサンショウウオの写真

 多良山系や佐賀平野、有明海で暮らす生物の写真を集めた写真展「森・川・里・海―佐賀の貴重な生き物たち」が、武雄市山内町のJR三間坂駅で開かれている。赤外線センサーカメラが捉えた国天然記念物のヤマネなど約40点の写真と生態が分かる紹介文が並ぶ。

 駅内のコミュニティースペース「悠」を運営するグループが、子どもたちへの夏休みプレゼントとして企画。佐賀大農学部の徳田誠准教授や日本野鳥の会佐賀県支部の中村さやかさんらが撮影した写真を借り、展示している。

 森のコーナーでは、オスがメスを呼ぶ澄んだ声から「清流の歌姫」とも呼ばれるカジカガエルや、国内で有明海の奥部と近くの河川にだけ生息するとされるヤマノカミ、県内では多良山系だけで確認されているヤマネなどの貴重なショットが続く。

 海のコーナーには、有明海でムツゴロウを捕る漁師と共存してゴカイなどの餌を探すシギやチドリ、ムツゴロウの求愛ジャンプなどの愛らしい写真が並ぶ。川や里には、九州北部や西部にだけ生息するとされるカスミサンショウウオなどが登場する。

 写真展は23日まで。13~16日は休みで、8日と22日は午前10時から山内公民館で徳田准教授の講座も開かれる。聴講の申し込みは竹本さん、電話090(6948)3862。(小野靖久)

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