佐賀県内の感染状況(8月5日現在)

 佐賀県は5日、神埼市に住む10歳未満の女の子を含む50代までの男女計10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の1日当たりの確認数としては最多になった。前日に陽性が判明した10代男性は佐賀市の県農業大学校の学生で、同校は5日から休校になった。

 県によると、新たに感染が確認されたのは佐賀市の20~50代の男女7人、唐津市の30代男性、神埼市の10歳未満の女の子と30代男性。このうち佐賀市の20代女性は、4日に感染が確認された佐賀市駅前中央の商業施設「コムボックス佐賀駅前」にあるカフェの女性従業員の関連だった。

 農業大学校の学生は2~3日、後に感染が判明した福岡県在住の友人と会っていた。学校敷地内の寮に住んでおり、同校は寮生52人に自室に待機するよう指示した。県は一部寮生に検査を実施する。

 4日に感染が確認された佐賀市の50代男性は県内の飲食店経営者で、友人と同僚の計5人を検査したところ、市内の友人2人の感染が5日に判明した。

 野田広医療統括監は、新規感染が続く厳しい状態と捉えつつ「普通の生活をしていて、知らずに感染する状況では必ずしもない」との見解を示した。佐賀市での感染確認が増えているため、佐賀中部保健福祉事務所の体制強化で、佐賀大学の医師や看護師に加え、県庁の保健師や薬剤師らを5日から派遣していると説明した。

 PCR検査のほか、医療機関での抗原検査で陽性が判明しているケースもあると話し「30分ほどの短時間で結果が分かり、入院などの行政対応が直ちにできる」と強調した。

 7月20日以降に感染が確認されたのは計74人で、累計で延べ121人になった。(円田浩二)

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