大川内直人健康福祉部長に結核予防グッズなどを渡し、活動への協力を呼びかけた山口七重会長(左)=県庁

 結核や肺がんなどの胸部疾患の予防を呼び掛ける「複十字シール運動」を展開する県内の2団体が5日、県庁を訪れ、県健康福祉部の大川内直人部長に啓発グッズを手渡すなどして、活動への協力を求めた。

 訪問したのは、健康を守る県婦人の会の山口七重会長や県健康づくり財団の樗木おおてき等副理事長ら。団体は例年、9月24日からの結核予防週間に合わせて街頭で募金を募っているが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止した。山口会長らは「活動の周知や募金への協力をお願いします」と話し、大川内部長も「一緒に予防に取り組みましょう」と応じた。

 県内では、2019年に新たに結核を発病した人は108人(速報値)で、昨年より28人増えた。人口10万人当たりの罹患率も、3・5ポイント増の13・3%となっている。高齢者の割合が高いという。(藤本拓希)

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