真夏の暑さの中、互いに一歩も譲らぬ意地と意地のぶつかり合いを繰り広げた。試合開始から4時間超。タイブレークにまでもつれた熱戦に終止符を打ったのは、今大会初出場の3年生のバットだった。延長十三回無死満塁、代打の中島旭教が、ショートの頭上をしぶとく越えるサヨナラ適時打。