新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 佐賀県は4日、佐賀市に住む10~50代の男女6人と武雄市の20代男性の計7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれもこれまで判明したクラスター(感染者集団)などの関連ではなく、新規の検査で分かった。県内での感染確認は8日連続で、1人目が確認された3月13日以降で最長。県内の感染者は延べ111人になった。

 県などによると、感染が確認された人のうち、佐賀市の20代女性2人は、駅前中央の商業施設「コムボックス佐賀駅前」内の「みのりカフェ季楽」のアルバイト従業員。佐賀市の20代男性は福岡県内に勤務し、10代男性は福岡県の感染者の関連という。このほかに佐賀市の50代男性と30代女性、武雄市の男性の感染が分かり、行動歴や接触者を調べている。

 県は3日に陽性と判明した9人の概要も発表した。佐賀市の20代男性2人は、市内の大型商業施設「ゆめタウン佐賀」2階フードコートで働いており、同様に感染が確認された30代男性はこのうちの1人と同居していた。客への広がりはないとみている。サガテレビの男性社員は7月28日に東京都から訪れた知人らと会食していた。佐賀市の10代女性は、2日に陽性と分かった20代女性と同じ福岡市の専門学校に通っていた。

 7月末にクラスターが発生した佐賀市白山のラウンジ「月の下」に加え、県内の建設会社社長や友人らの関連での新たな感染は確認されなかった。大川内直人健康福祉部長は「これまでの検査でクラスター関連は一定の確認ができた。一方で単独の事例が複数発生しており、非常に厳しい状況」と述べ、マスク着用や手洗いなど感染予防の徹底を呼び掛けた。(円田浩二)

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