赤羽一嘉国土交通相は4日の記者会見で、九州新幹線長崎ルートの佐賀県区間(新鳥栖―武雄温泉)が2023年度末までに事実上着工できなくなったのを受け「大変残念だ」と述べた。佐賀県区間は整備方式が固まっておらず、赤羽氏は早期の決定を目指して「県との協議を重ねる」と強調した。

 与党は新幹線フル規格による建設を目指しているが、多額の財政負担を求められる佐賀県が反対。国交省は、フル規格など複数の整備方式に対応できる環境影響評価(アセスメント)の実施を県に提案した。

 国交省側は「腰を据えて整備方式を議論でき、佐賀県にもメリットがある」(赤羽氏)との立場だが、県の同意は得られていないままで、23年度末までの着工を事実上断念した。【共同】

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