東京五輪が行われる江の島のレース海面で練習する470級男子日本代表の岡田奎樹(右、唐津西高出身)。左はパートナーの外薗潤平(撮影/中嶋一成)

東京五輪に向けて海上練習に励むレーザー級男子日本代表で佐賀市出身の南里研二(撮影/中嶋一成)

 来年に延期された東京五輪に向け、7月20日から五輪会場の神奈川・江の島で合宿しているセーリングの五輪代表選手たちが3日、オンラインで会見を開いた。470級男子代表の岡田奎樹(24)=唐津西高卒、トヨタ自動車東日本=と、レーザー級男子代表で佐賀市出身の南里研二(28)=唐津西高卒、百五銀行=は、1年後の活躍に向け、「地の利」を生かしてさらに成長することを誓った。

 代表合宿は8月6日まで開催。五輪が行われる海面でレース形式の練習を積むだけでなく、本番と同時期の風や暑さなどの情報を収集し、対策につなげる狙いもある。

 メダル獲得を目指す岡田は、五輪の延期について「仕方ない」と冷静に受け止める一方、緊急事態宣言中は海上練習ができず、「今まで感覚的にできていたことができなくなって、まずいと思った」と振り返る。五輪のシミュレーションとなる今回の合宿を通し、「今年のように梅雨がこんなに伸びるんだということも意識しないといけない」と1年後を見据えた。

 南里は「レベルアップするチャンスが増えた」と、延期を前向きにとらえる。クロアチアなど海外チームとの合同練習、自身や海外選手のレース動画を見て研究して成長の手応えをつかんでいるといい、「入賞できるよう頑張っていきたい」と抱負を語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加